うつくしい京都

CANPAN 更新日:2017-04-19New

認証状況
 きょうえん認証取得2017-04-19
情報開示レベル ★★★★★
団体の目的

この法人は、京都に暮らす人はもとより、町家居住者や京都のまちなかに暮らしたい人、また都心での事業者や商業者、さらには全国全世界の京都を愛する人、様々な局面で京都に関わりを持つ人を中心として、京都の美しいまち並や暮らしといった生活文化の研究や啓蒙を図っていくものとする。さらに、これら生活文化の未来にとっての美しく望ましいあり方を考察並びに実践し、住い手や使い手、家主や事業主など多様な人々、あるいは行政や企業とのなかだちをすることで、世界の中の京都を次世代へと「うつくしく」橋渡すことを目的とする。

活動概要

・情報交流啓発事業 毎月15日を一五(イチゴ)サロンの開催日と定め、本会の企画運営に係る検討を行うと共に、会外の参加者と共に京都の文化について自由闊達な議論を行うサロンを開催。・京都の暮らし文化研究事業 京都の生活文化を学び、これからの京都を考える場として連続講座『吉田塾(https://www.facebook.com/yoshidakojirojuku/notifications/)』を開講。・まちづくり支援事業 文化庁の平成28年度「NPO等による文化財建造物管理活用の自立支援モデル検討事業」として委託を受けた「公民一体で実現する民事信託による文化財建造物の保全活用モデル(http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/npo_kanrikatsuyo_jiritsushien/h28_jigyo.html)」事業を実施。

現在特に力を入れていること

うつくしい京都では、祇園祭の後祭りで北観音山を出す六角町に位置している京都生活工藝館無名舎・吉田家を拠点とし、京町家の持つ生活文化の価値を発信し、次世代へと受け渡していくべく活動を行っている。それらを実現するための活動が、「吉田塾」の開催や文化庁からの委託事業「公民一体で実現する民事信託による文化財建造物の保全活用モデル」の実施である。

主な活動実績

うつくしい京都が設立された2002年には、京町家の価値が社会的に見直されつつあった一方で、店舗として利用されている、あるいは公開されている京町家についても、まとまった情報が得られないという状況であった。そこで、それらの京町家を掲載したマップを作成することが企画された。そして、その後集まったメンバーを中心に、京町家とそこで営まれる生活文化の価値を発信していくための活動を継続的に行っていくためNPO法人が設立された。前理事長の吉田孝次郎は、祇園祭山鉾連合会前理事長および京都生活工藝館無名舎主として長年にわたり、京町家を拠点とした文化活動を行ってきた。現理事長の下間正隆は、医師として勤務する傍ら、祇園祭についての研究を進め、2014年に「イラスト祇園祭」を出版。・「京町家歳時記」シリーズ:京町家に息づく歳時や四季折々の室礼を探訪する会(雛祭りの室礼、祇園祭など)を開催・「京都職人プロジェクト」として、京都の文化・産業を支える職人技の見学や講演会等を開催。『ガラス工芸作品と千枚漬け』 講師:中村真紀氏(ガラス工芸作家)など。・2009年1月 「京都近代建築見学会」として、武田五一のしごと『清水寺順正』見学会を開催。 講師:石田潤一郎氏(京都工芸繊維大学大学院教授)・「 京町家幻燈」:町家の四季折々のすがたを、室内より障子をスクリーンに見立てて スライドショウを行い、街路を行く方々に見て頂くイベントを開催。・武蔵野美術大学・奈良寮サニタリー棟増築及び既存棟補修工事:奈良市雑司町に所在する   明治初期建造の母屋を中心に複数棟で構成された大学のセミナーハウスの増築・補修工事を実施。・日本NPO学会第12回年次大会において報告を行い、その成果を年報人間関係学(京都光華女子大学)に 「京都における生活文化のあり方とその未来:京都生活工藝館・無名舎における吉田孝次郎氏とNPOうつくしい京都の活動を通じての考察」として発表。・京都の民家と暮らし方の現状を取材する毎日新聞社京都支局による連載企画「平成京都民家譜」の取材協力とコラムの執筆を会員で分担して担当。2011年10月~2013年6月まで23回掲載。・2013年度より、京都の生活文化を学び、これからの京都を考える場として連続講座『吉田塾』を開講。講師:吉田孝次郎(京都生活工藝館無名舎主、祇園祭山鉾連合会前理事長)・文化庁の平成28年度「NPO等による文化財建造物管理活用の自立支援モデル検討事業」として委託を受けた「公民一体で実現する民事信託による文化財建造物の保全活用モデル」事業を実施した。・2008年度より、毎月15日を一五(イチゴ)サロンの開催日と定め、本会の企画運営に係る検討を行うと共に、会外の参加者と共に京都の文化について自由闊達な議論を行うサロンを開催。

今後の方向性・ビジョン

 歴史都市である京都市の中心部、いわゆる「田の字」地区は、本来であれば国の重要な歴史的街区として街並み及び景観保全がなされているべき地域といえる。しかしながら、高度成長期のビル開発、バブル期の乱開発、および近年のマンションやホテル需要の高まりによって残念ながら、京町家とりわけまとまった敷地となる大型京町家に関しては、相続の発生などのタイミングで取り壊されてしまうことが相次いでいる。京都市景観条例は50年後の景観形成を目指すとして施行されたが、このままでは伝統的な京都の街並みを構成する最も重要な建物の一つである、京町家はその時にはほとんど維持されていないという状況も生じかねない。現実に、平成20年~22年に京都市が実施した「京町家まちづくり調査」の結果、上京、中京、東山、下京の都心部の18元学区の範囲において、前回調査後の5年間で、577軒(1年につき1.6%の割合)の町家が除却されていることが確認されている。もちろん、近年では、景観に配慮するために、町家を取り壊れた跡地に建設されたマンションやホテルの一階部分には、京町家のファサードを模した意匠が取り入れられるなどの工夫も行われている。しかしながら、それらはあくまで次善の策であり、本来の京町家の持っていた価値とは異なるものである。そこで、京町家での様々な体験をもとにした生活文化の伝承していくことを今後の活動の目標としている。

活動カテゴリー 地域・まちづくり文化・芸術の振興行政への改策提言 
団体名 うつくしい京都
代表者 下間 正隆
所在地
京都府 京都市北区 西賀茂柿ノ木町35-1ー201
マップ
京都府 京都市北区 西賀茂柿ノ木町35-1ー201
電話番号 080-3807-2574
FAX 番号
メールアドレス office@beautiful-kyoto.org
公開情報

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