NPO法人京田辺シュタイナー学校
CANPAN 更新日:2022-07-11
認証状況 |
 きょうえん認証取得 2022-07-13 その他の認証取得 2018-07-31
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情報開示レベル |
★★★★★ |
団体の目的 |
この法人は、地域社会に開かれたシュタイナー学校を設立・運営することを中核として、教育を必要とする人々に対し、ルドルフ・シュタイナーの教育理念に基づく諸事業を行うことをもって、子どもや大人の全人的な成長に寄与することを目的とする。 ここで言うシュタイナー教育理念とは、芸術的要素に満たされた教育の実現により、人間の成長段階に応じて強い意志、豊かな感情、伸びやかな思考を養うことを目指すものである。 |
活動概要 |
1)シュタイナー教育の理念に基づく教育実践活動 1~4年(初等部) 5~8年(中等部) 9~12年(高等部)各1クラス 年間総授業日数190日(毎週土曜休み) -教育の特色- 【芸術としての教育】 シュタイナー教育ではあらゆる教科の学びを通して、子どもたちがいきいきと世界に関わることができるよう芸術的な教育を実践しています。 【エポック授業】 同じ教科を毎朝1時間40分、連続して3~4週間学びます。主要な教科はこのエポック授業で学んでいきます。 【体験を通した学び】 カリキュラムには手仕事、木工、実習などの体験授業、音楽、美術などの芸術的科目が多く含まれています。頭で知識を学ぶだけではなく、豊かな体験を伴う学びによる健全な人格の育成を目指します。 〈専科〉英語 中国語 手仕事 体育 音楽 オイリュトミー 園芸 木工 書道 茶道等 〈高等部実習〉測量 鉄・銅・銀等金属加工 絵画 陶芸 美術 表装 福祉・農場実習等 〈卒業に際して〉中等部を終える8年生は学内に向けた演劇の公演を行います。高等部最終学年の12年生では、夏に学外に向けて演劇公演(過去に横浜・名古屋・韓国などで実施)を行い、その後「卒業プロジェクト」という個々の卒業制作発表が課せられています。卒業生の多くは、高校卒業程度認定試験を受けて大学や各種学校へ進んでいます。
2)学校の運営 各学年の代表と教師会・理事会・委員会が出席する運営会議を月に約2回行っています。委員会は、財務、広報など専門分野に分かれ、多数あるワーキンググループや催しの実行チームが実際の活動を行っていくのを助けます。これらの活動は保護者のボランティアによって支えられています。
3)シュタイナー教育の啓発及び調査・研究活動 各種教育・芸術の講座・勉強会開催 秋祭り&バザー開催(作品展示・パフォーマンス) 『エポックノート展』などの作品展示を地域の図書館や公共施設で開催 年3回学校報『プラネッツ』発行 ニュースレター発行 ウェブサイト更新
4)教育分野への貢献 教員研修生随時受け入れ シュタイナー学校アジア教員会議参加 海外研修派遣 『大人が体験できるシュタイナー学校(旧称:大人のための公開授業)』実施(毎年、公立学校教員や教育学部の学生が多数参加)各大学の教育研究活動の見学受け入れや協力
5)ユネスコスクール・ネットワーク活動 |
現在特に力を入れていること |
開校より20年が経ち、ここまでの教育活動の一層の充実と共に、地域や他の学校との交流などの活動に拡がりをもつことを目指しています。 2009年のユネスコスクールへの加盟を機に、今までシュタイナー教育として実践してきたことをESD(持続発展教育)という新たな視点で捉えることを意識しています。12学年に亘るESDの取り組みをユネスコスクールの一員として発信し、また同時に、他校の取り組みからも刺激を受け、さらに充実した内容へと発展させていきたいと考えています。 |
主な活動実績 |
【親と教員で土曜クラスから育てた学校】 始まりは1994年、シュタイナー教育を願う親と、海外の教員研修を受けた教員で立ち上げた土曜クラスでした。公民館などを借りた週に一度のクラスは毎年1学年ずつ増え、全日制の学校を作る動きへとつながっていきました。学校設立に向け「NPO法人 京田辺シュタイナー学校」として京都府から認証を受けたのは2000年のことです。翌年には寄付とセルフビルドでシュタイナー建築の校舎を完成させ、4月の開校を迎えました。丸6年間の土曜クラスを積み重ね、1年から7年まで全7クラスでの全日制のスタートでした。2003年には二期校舎が完成。同時に高等部を開校しました。2008年には高等部4クラス、全校12クラスが揃い、2001年の開校時100名に満たなかった生徒は現在約270名となりました。2021年3月に第14期卒業生を送り出しました。 【NPO法人の教育機関として日本で初のユネスコスクール加盟】 本校は、2009年に文部科学省・日本ユネスコ国内委員会を通じてユネスコスクールへの加盟を申請し、同年に正式加盟しました。これは、日本のNPOの教育機関として、また、国内のシュタイナー学校の中で初めてとなります。ユネスコスクールは、現在、世界規模で推進しているESD(持続発展教育)の推進拠点校・研究開発校としての役割を期待されています。シュタイナー教育とESDは重なる部分が多く、ユネスコスクールの中でも本校は、ESDを実践している12年一貫の学校として期待されています。加盟を通して、ユネスコスクールどうしのつながりにより、教育活動の拡がりに更なる可能性が生まれました。 |
今後の方向性・ビジョン |
1)シュタイナー教育の実践を、さらに着実かつ発展的に継続していきます。 2)ユネスコスクール加盟により、今までシュタイナー教育として実践してきたことをESD(持続発展教育)という新たな視点で捉え、他校との連携を深めてさらに充実した内容へと発展させていきます。 3)高等部実習やクラブ活動など、様々な場面で地域の人々との交流の輪を拡げていきます。 4)これまで行ってきた秋祭り&バザーやノート展をますます充実させること、また学校見学会を定期的に開くことによって、より多くの方に本校のことを知っていただくよう、広報に努めます。 |
活動カテゴリー |
子ども青少年教育・学習支援地域・まちづくり環境・エコロジー国際交流 |
団体名 |
NPO法人京田辺シュタイナー学校 |
代表者 |
平 清 |
所在地 |
京都府 京田辺市 興戸南鉾立94 |
マップ |
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電話番号 |
0774-64-3158 |
FAX 番号 |
0774-64-3334 |
メールアドレス |
info@ktsg.jp |
公開情報 |
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